ひだ・民族文化映像を上映する会 Vol.16

『山に生きるまつり』


1970年/38分/自主制作
宮崎県西都市銀鏡(しろみ)

今回上映する「山に生きるまつり」は、民族文化映像研究所第一作となります。
宮崎県の山村、銀鏡(しろみ)の銀鏡神社では、厳粛に霜月のまつりが行われる。そこで行われる33番の神楽は古風な山の文化を伝えており、1977年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。銀鏡のある米良山地地帯は、焼畑・狩猟を生活の基本とし、この霜月まつりにも、狩猟文化が色濃く反映していました。まつりに先立って狩ったイノシシの首を神楽の場に安置し、その前で夜を徹して神楽を行います。
今回は、音楽家、神楽・伝承音楽研究家の三上敏視さんを北海道からお招きし、現在の神楽の映像を見せて頂きながらお話を伺います。霜月を迎えるこの時期に、是非お誘い合わせの上、お越し下さい。

ゲスト 三上敏視
音楽家、神楽・伝承音楽研究家。1953年 愛知県半田市生まれ、武蔵野育ち。93年に別冊宝島EX「アイヌの本」を企画編集。95年より奉納即興演奏グループである細野晴臣&環太平洋モンゴロイドユニットに参加。現在は神楽太鼓の繊細で呪術的な響きを大切にしたモダンルーツ音楽を中心に多様な音楽を制作、ライブ活動も奉 納演奏からソロ、ユニット活動まで多岐にわたる。

 
 

 

https://www.facebook.com/mineikenhida/

 

11月18日(金) 

20:00~
会費:1,500円+1ドリンクオーダー